こんにちは、ひーこです。
昨日は、カメイ美術館で開催している「ロシアの玩具展覧会」へ行ってきました♪
元々ロシアが大好きなのと、カメイ美術館に行ったことがなかったので、わくわくしながら向かいました^^
カメイ美術館とは
カメイ美術館は1994年に開館した美術館です。
展示は3カテゴリーあり、どれも違った分野となっています。
カメイ美術館の展示3本柱
展示の3本柱、それは「絵画」「蝶」そして「こけし」。
絵画は藤田嗣治など日本近代絵画の黎明期を作った作家を中心に所蔵されています。
蝶は亀井文蔵氏が収集した世界各地の14,000頭の蝶が展示されており、中には大英博物館とこちらにしか無い貴重な蝶も見られるとのことです。
そしてこけしは、亀井昭伍氏のコレクション(戦前の有名こけし工人の古作こけしが中心)が所蔵されているそうです。
今回のロシアの玩具展覧会は「こけし」カテゴリーの特別展だよ☆
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さっそく入ってみる♪
入ってすぐに、何やら視線を感じます。右側を見ると・・・
おぉ・・・これは・・・!!!
なんかコレ、見たことある!
横にある看板を見ると、秦の始皇帝の墓にある「兵馬俑」の実物大レプリカとのこと。
結構でかい・・・
段々見ているうちに「いらっしゃいませ」と言ってるような表情やしぐさに思えてきました。とりあえず歓迎はされているようでヨカッタ。
兵馬俑に別れを告げ、7階の受付へ向かいます。
ロシアの玩具展覧会
7階の受付で入館料300円(一般)を支払い入場します
7階では現在「交響のソロ」11人の作家に見るみやぎ 美術のいまという特別展が行われていました。
作家さんごとに全く違う個性で、中にはドキッとするような絵画もありました。
(ドキッと程度しか感じられない感性で大変申し訳ないです…^^;;)
ロシアの玩具展覧会は、階段を降りた6階で行われています。
写真撮影について係の方に伺ったところ「引きで撮って頂く分には大丈夫です」とのことでした。
玩具は主に素材別に展示されていました。
ろくろ細工(マトリョーシカ)
マトリョーシカは、御存じの方も多いと思いますが、開けると中に一回り小さい人形が入っているというアレです。
マトリョーシカは、何と誕生から130年しか経っていないそうです!
歴史ある伝統の人形だと思ってた…
木彫りの玩具
木彫りの玩具はロシア正教とともに発展したそうです。
ロシア正教の聖地セルギエフポサードでは、巡礼者たちのお土産として子ども用の玩具が作られ販売されるようになりました。
ただの木彫りの置物ではなく、腕が動いたり、しかけで動くものなど様々な玩具がありました。
土と泥の人形玩具
土や泥の人形の歴史は古く、ロシアでは産地が沢山あるそうです。
彩色されない土器のような人形から、綺麗に彩色された陶器の人形まで様々です。
色使いがカラフルで見ていて楽しいです♪
布の人形玩具
布の人形はロシア全土で作られているそうです。
顔がない人形が多いですが、これは目、口、鼻などの穴から悪いものが入ってこないようにあえてのっぺらぼうにしているそうです。
子どもが遊ぶ以外にも、家族のお守りとしても作られています。
ところで、飛騨高山の名産「さるぼぼ」も顔がないですが、さるぼぼに顔がないのは「その人を映す鏡」だからだそうです。
悲しい気持ちの人がさるぼぼを見ると、さるぼぼも悲しい顔をしていて、嬉しい気持ちの人が見るとさるぼぼも嬉しい顔をするのだとか。
悲しいときは寄り添ってくれて、うれしいときは一緒に喜んでくれるんですね。
同じ顔の無い人形でも、国や地域によって解釈が違うのは面白いです。
麦わら細工
「わら人形」と聞くと日本人はちょっと怖いイメージを持ちますが、ロシアではわら人形は五穀豊穣を願って作られているそうです。
白樺を使って作られた人形もあり、こちらはカゴを編むような感じで作られています。
北方先住民族の玩具(骨・毛皮の玩具)
北方先住民族の人形は、目が細い顔をしている人形が多かったです。
骨や毛皮で出来た人形もあり、中には見たことあるような顔をした人形も…
工場生産の玩具
ソ連時代には国営の玩具専門店がたくさんあり、ぬいぐるみなどが大量生産されました。
カラフルなものや動くものが多く作られました。
チェブラーシカもいる!!!
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グッズがかわいい!
現在、仙台のカメイ美術館にて開催中の「ロシアの玩具展覧会」には売店コーナーもございます。
— コケーシカ鎌倉 (@koke_shka) 2019年11月17日
ロシアの土人形や木製玩具、クリスマス商品に加え、これからの季節にぴったりなエストニア、ラトビア、ロシアのミトンも販売中です。
展示は、2020年1月26日まで! pic.twitter.com/jpL7q0kY3v
6階へ降りる階段の右側にミュージアムショップがあります。
こちらに展覧会の期間中ロシアのグッズが販売されています。
ミトンはロシアならではのかわいい色使いです♡
また、このコーナーで一際存在感を放っていたのが…コケーシカ!!!
売り物は写真にとれなかったので、こんなイラストで恐縮です^^;;
実物はもっと可愛かったですよ~♪
このコケーシカ、見ての通りこけしのマトリョーシカです。ロシアの玩具展覧会のチラシによると、近年コケーシカは逆輸出されているそうです。
イベント情報・アクセス
イベント情報
●開催期間:2019年10月29日~2020年1月26日
●主催:カメイ美術館・コケーシカ鎌倉
●入館料:一般300円(65歳以上・高校生以下無料)
●会場:カメイ美術館
住所 | 仙台市青葉区五橋1-1-23 |
営業時間 | 10:00~17:00 (但し入館は16:30まで) |
定休日 | 月曜日・年末年始 |
駐車場 | なし。公共交通機関をご利用ください |
電話番号 | 022-264-6543 |
アクセス
・JR仙台駅西口から徒歩10分
・地下鉄南北線五橋駅 北4出口から徒歩3分
まとめ
寒い国ロシアのおもちゃは、どれもどこか温かみがあるように感じられました。
仙台もこれからどんどん寒くなってきますので、ロシアの人形たちを眺めてほっこりしてみてはいかがでしょうか♪
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