こんにちは、ひーこ(@hiiko_sendai)です^^
今日は、せんだいメディアテークで開催中の「星空と路」という展示を見てきました。
地震や津波について改めて考えさせられたので、展示の様子をご紹介したいと思います。
「星空と路」とは
「星空と路」は、「3がつ11にちを忘れないためにセンター」主催で、これまで記録してきた東日本大震災からの復旧・復興の様子やプロジェクトを展示しているイベントです。今年で9回目になるそうです。
「3がつ11にちを忘れないためにセンター」は、震災発生からこれまでのプロセスを独自に記録しているセンターで、せんだいメディアテークが主催しています。
イベント情報
[展示]
3月10日(水)〜3月14日(日)10:00-18:00 @せんだいメディアテーク 1f オープンスクエア
3月16日(火)〜4月18日(日) 9:00-20:00 @せんだいメディアテーク 7f スタジオ
※3月25日(木)はお休み
[チラシ(PDF)]
[公式HP]
星空と路(2021) - おしらせ - 3がつ11にちをわすれないためにセンター - 東日本大震災のアーカイブ
メディアテーク1Fの展示
メディアテークに入ってすぐの所に展示がありました。
ここでは、震災当時から現在までの定点写真や、3月12日に何を食べたかという展示、これまでに撮影した映像のDVDが展示されていました。
震災当時は千葉に住んでいた私にとって、2011年の写真は本当に衝撃です。
家の上に流されてきた乗用車が乗っていたり、大きな船が道路まで流されてきていたり…。
津波が無かった地域も道路が地盤沈下していたり、建物が倒壊していたり…。
7Fシアタールームでの映像(3/13,14のみ)
映像の上映会もやっていたので、見てきました。
私が観たのは「中野伝承プロジェクト 日和山と中野小太鼓」。
7階のシアタールームは、初めて行くのでドキドキ…
すごい!本当に映画館みたい!
こんな設備がメディアテークにあったとは知りませんでした!
座席は使えない席が多く、間隔がしっかり空くように対策されていました。
映像は約70分で、震災で津波の被害に遭った蒲生地区の方々のインタビューでした。
皆さんの口から語られる話を聞き、震災前の蒲生の様子や、震災当時、その後の様子がリアルに伝わってきました。
中野小学校の小太鼓の話
特に印象に残っている話が、中野小学校の太鼓の話でした。
子供達のために太鼓を用意しようということで、何代にもわたりPTA会長さんが太鼓を買うために奔走したそうです。
特に資金面で苦労されたそうで、バザーを開いたり募金活動をして、最終的には地域のお宅を一軒一軒回って寄付を集めたとのことです。
最終的には合計5個の小太鼓を購入することができたそうです!
すごいな。私の生まれ育った千葉の地区ではこれは実現できないだろうな…と思いました。
私が生まれ育ったところは、東京へ勤務する人のためのベッドタウンとして開発された新興住宅地でした。
昔からそこに住んでる人が少なかったので、地域のつながりはあまり強くありませんでした。
もしうちの地区で「太鼓を買うから寄付して欲しい」と回ったとしても、なかなか快く寄付する人はいなかっただろうなぁ…。
太鼓のエピソードから、地域の結束感がとても伝わってきました。
中野小の太鼓の音、聴いてみたかったなぁ~。
※中野小学校については、以前ブログで紹介させていただいたので、興味のある方は見てみてください^^
おわりに
せんだいメディアテークで開催中の「星空と路」は、4月18日まで展示されていますので、機会があったら是非行ってみてください。
改めて震災について考えさせられました。
まずは我が家の備蓄品など見直してみようかな。
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