こんにちは、ひーこ(@hiiko_sendai)です。
昨日、宮城野区文化センターで行われたアンドロイド演劇「さようなら」を観てきました!
様々なことを考えさせられたので、シェアしたいと思います^ ^
アンドロイド演劇「さようなら」とは
※この画像↑の左側がアンドロイドです!
「さようなら」は、劇団青年団と東京藝術大学と大阪大学によるロボット演劇プロジェクトで、2010年から行われています。
今回は「浜通り舞台芸術祭2020 」のプレ企画ということで仙台で初上演することになりました。
60分のうち演劇が25分、アフタートークが35分という構成でした。
出演しているアンドロイドは、人工知能は搭載されておらず、録音された人間の声を使って演技をしていました。
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「浜通り舞台芸術祭2020 」とは
今回の演劇は、浜通り舞台芸術祭2020のプレ企画で行われました。
この浜通り舞台芸術祭2020の詳細はこれからどんどん発表されるようです。
常磐線の車内(原ノ町~富岡間)で演劇をするという企画も進んでいるそうです!
たのしそ~♪
期間:2020年7月28日〜8月11日
公式サイト:浜通り舞台芸術祭2020|Hama-dori Performing arts fest 2020
「さようなら」あらすじ
あらすじは、パンフレットから引用させていただきます。
死を目前にした人間に、ただ詩を読み続けるアンドロイドと、一人の少女の物語。
谷川俊太郎、ランボー、若山牧水などの詩を、アンドロイドが淡々と読み続ける中で、人間とロボットの、全く新しい関係が示される。
その少女の死後、行き場を失った"彼女"を待ち受ける運命とは……。
観た感想
では、演劇を観た感想をお伝えしたいと思います。
ただ、私、演劇を元々沢山見ている訳では無いので、演技的な感想は全然ないのでご了承ください(^^;)
感想①アンドロイドにドキドキ
はい、早速素人感丸出しの感想です(笑)
アンドロイドが本当に人間のようで、 ドキドキしたんです。声が録音した人間の声を使っていたのもあり、ものすごくリアルでした。
アフタートークでもこのアンドロイドの話になり、作家・演出家の平田オリザさんは、楽屋でアンドロイドが机にうつ伏せで寝てるとビックリするとおっしゃっていました^^
感想②脳の普段使っていない部分を使って気持ちいい
演劇は、台詞や感情や動作で状況を説明するシーンがあるので、視覚や聴覚をフル活用します。
その分ストーリーにものめり込んでいけますし、余計なことを考えずに集中して、なんだか気持ちいいとすら思いました。
普段どんだけ頭使ってないんだって感じですが、確かに普段見てるTVやYouTubeはテロップが状況を説明してくれてるので、そんなに頭は使わないですよね(^^;)
とにかく、脳にとても良い刺激を与えてもらいました。
感想③アンドロイドのこれからを考えさせられた
ストーリーでは、人間が死んでいき、アンドロイドが残されました。
この状況というのは、これからどんどんアンドロイドが人々の生活に溶け込んでいけば、近い将来現実に起こりうることじゃないかなと思いました。
また、高校の授業でこの演劇を生徒に見せて議論をするというのを行ったそうです。
その議論の内容が、このような内容です。
家族の一員として生活しているロボットが、夜中に泥棒が入ってきて、ロボットを殺そう(壊そう)としたときに、それに気づいた他の家族が守ろうとし取っ組み合いになり、家族が誤って泥棒を殺してしまった場合、正当防衛になるのだろうか。
今現在の法律では、正当防衛にはならないそうなんですが、これからロボット法やロボット愛護法のようなものを作っていく必要があるし、それは日本が先頭に立って作っていかなければならないとのことでした。
色々なことを考えさせられたよ。
おわりに
今回は、アンドロイド演劇「さようなら」のあらすじや感想をシェアさせていただきました。
次に仙台で観られる機会があるのか分からないですが、アンドロイド演劇は是非沢山の方に観ていただきたいなぁと思いました。
そして普段全く演劇など見に行かなかったんですが、これを機にもっと演劇に興味を持ってみようかと思いました♪
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